言葉にならない想いは、どこに行くのだろうか


ハチミツとクローバーを観ながら、考えた。


おそらくそれらは、前頭葉の真下あたりにある泉へ放り込まれていくのだと思う。深いように見えて底が浅く、碧く澄んだ水で満たされた、綺麗な小さな泉。言葉にならない想いは、一つ、また一つとそこに放り込まれていく。無造作に。その浅さと小ささゆえ、言葉にならない想いがたくさんあるひとは、定期的に水を抜いてやらないと、あっとゆう間に一杯になってしまう。


その「水を抜いてやる」とゆう作業が、おそらく「涙を流す」ことなのだと思う。その泉と目頭は繋がっていて、普段は栓が塞がっている状態なのだけれど、感情の昂ぶりによって涙腺が刺激された時だけ、その栓が開放される。そして、泉の水が流れ出てくるのだ、涙として。そうして流れ出てきた涙には、「言葉にならない想い」もたくさん含まれている。だから、涙を流すとゆう行為は、言葉にならない想いさえも優しく流してくれるのだ。


泉に「言葉にならない想い」がたくさん放り込まれて水が溢れ出してしまうと、前頭葉まで水で浸されてしまい正常な思考ができなくなってしまう惧れがあるので、なるべくなら定期的に涙は流したほうがいいと思います。


・・・また妄想が膨らんでしまった。すんません。