携帯電話がなかったあの頃。


http://blog.livedoor.jp/blog_ch/archives/50242875.html


これを読んでいて、そういやポケベルなんてものがあったなあと、しみじみと思い出した。


高校生の時は、おそらく人生で一番公衆電話を使った時期であり、おそらく今後もそれは変わらないだろう。公衆電話にて、プッシュボタンを連打、連打、またまた連打と、連打しまくっていたその光景は、今見たら「なにをしているんだろう」と不思議になるかもしれない。自宅の電話がダイヤル回線だったので自宅からはポケベルに連絡できず、わざわざ家の近くの公衆電話まで行ったりもした。


ポケベルも、最初出回り出した頃の製品は性能が悪く、数字しか表記できなかった気がする。そのうち、言葉を表記できるポケベルが出回りはじめ、その後すぐにPHSと携帯電話が台頭してきたんだっけか。なるべく少額の電話代で抑えるため、極力短文になるよう努力したり、公衆電話でプッシュボタンを早く連打できるようになる為の特訓をしたりもした。「ポケベルを打つ」とゆう行為自体が楽しくて、「ポケベルが鳴る」とゆう現象自体が楽しくて、それはもうたくさん10円玉を使った。ポケベルは、私達の間で爆発的に広まり、そして、見事なほどあっとゆう間に失われていった。


まるで咲き急いだソメイヨシノのような。