日なたの窓に憧れて スピッツ


3rdアルバム「惑星のかけら」に収録されているけれど、実はシングルも出ているこの曲。シンセサイザーを多用して、明るく幻想的な曲調に仕上げてはいるけれど、歌詞は結構切なく観念的だったりする。スピッツお得意の極上ポップスです。


この曲、まずはタイトルが素晴らしい。「日なたの窓に憧れて」なんて、それだけでもう泣きそうになってしまう。歌詞もいいですよ、

君が世界だと気づいた日から 胸の大地は回り始めた
せつない空に浮かべていたのさ かげろうみたいな二人の姿を


出だしの一節なのだけれど、これだけで3杯は御飯がいける。しかし・・・草野正宗の歌詞って、秘かにエロい歌詞がけっこうある(この曲なんて、切なくて観念的で、それでいてエロ。こんな素敵な歌詞絶対草野正宗にしか書けないと思う)。爽やかな曲調と甘い声で見事に誤魔化されがちだけれど。この曲の他にも意外とたくさんありますので、お暇な時にでも注目してみて下さい。


日なたの窓に憧れて

日なたの窓に憧れて